えっ!?知らなかった…!『アレルギー物質特定原材料等』が1品増えて28品目に
加工食品に記載されているアレルギー表示。
『特定原材料等』。
息子が小麦と卵アレルギーなので、私も普段から買い物や料理をするときにはほぼ必ず目にしている表示です。
これまで「特定原材料等(27品目)」と記載されているのをよく目にしていたので、
特定原材料等は27品目なんだ~と、なんとなく覚えていたのです。
が!
実は、2020年4月現在、
特定原材料等が28品目になっていると知って驚いているところです(笑)
2019年9月に特定原材料に準ずるものにアーモンドが加わり、アレルギー表示の対象となる特定原材料等が28品目になってるんですって。
ご存知の人も多いのでしょうが、27という数字を見慣れていた私。
あれ?そうなんだ!28品目?とびっくりしてしまいました。
というわけで、今回改めて特定原材料等28品目についておさらいしてみました。
特定原材料ってなに?
特定原材料とは、数多くある原材料の中でもアレルギーを引き起こす可能性が高い原料のことでしたよね。
例えば、小麦や卵など。
アレルギーを引き起こす可能性がある食べ物はあげればきりがありませんが、その中でも特に発症者数や重篤度が高いものを「特定原材料」とし、加工食品などへの表示が義務付けられています。
じゃあ、特定原材料等の「等」ってなんじゃ?
という疑問がわきますが、
特定原材料等に含まれるものは、「特定原材料」と「特定原材料に準ずるもの」に大きく分けることができます。
・「特定原材料」は、アレルギーの発症者数や重篤度が比較的高く、表示が義務付けられているもの。
・「特定原材料に準ずるもの」は、特定原材料ほどではないけれど、アレルギーの発症者数や重篤な症状を起こす可能性が高く、表示が推奨されているものです。
簡単に言えば、「特定原材料」は必ず表示するよう義務付けられている物。
「特定原材料に準ずるもの」は表示が推奨されている、つまり、可能な限り表示するように努力してねーっていう品目です。
特定原材料等28品目の内容は?
さて、27品目が28品目に増えたという話題ですが、
昨年、「特定原材料に準ずるもの」にアーモンドが加わりました。
えっ、逆にアーモンドって今まで入ってなかったの!?という点でもビックリしましたよ私。
私の記憶どんだけ曖昧なんだ(笑)
特定原材料等28品目の詳細は以下のようになりました。
特定原材料(表示が義務づけられているもの)
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)
特定原材料に準ずるもの(表示推奨)
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
特定原材料等は今後も変更になるかもね?
特定原材料に準ずるものが1品目増えて28品目になった特定原材料等ですが、
ずっと前はこんな表示なかったですよね。
食べることで時には命にもかかわるアレルギー。
消費者にとって、加工食品にどんな素材が入っているのかは重要な情報です。
しかし、過去の表示制度では、消費者がアレルゲンの有無を知るには不十分でした。
そこで、アレルギーによる健康被害を防ぐ為、アレルギー表示が義務付けられるようになり、現在に至るのだとか。
はじめの頃は品目も今より少なかったのですが、健康被害に関するデータ等から品目がちょろちょろと増えて現在の28品目になったんですねぇ。
もちろん今後も変更があるのでしょうね。
ちなみに、特定原材料等は28品目になってはいますが、私が見る限り、まだまだ27品目のまま記載している商品が多いように思います。
今回加わったアーモンドは特定原材料に準ずる表示推奨の部類なので、企業側も慌てて表示を変える必要がないのかもしれませんね。
きっと次第に28品目表示が増えていくのかも?
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