【小麦・卵アレルギー】アレっ子にこたまブログ

小麦と卵アレルギーの子供を持つ母です。(お醤油可、卵白3.7gクリア)子が普段食べているものや、アレルギーっ子の生活の様子をぼちぼちと。※医療関係者ではありません

実は推奨されていない!?食物アレルギー経口免疫療法の効果と安全性

 

こんな記事を目にしました。

 

www.asahi.com

 

記事の内容をまとめると・・・

 

▼ 記事内容まとめ ▼

約10年前からアレルギー治療の一環として「経口免疫療法」が研究されている。

経口免疫療法はガイドラインとしては推奨しないとされているものの、医療機関によって様々な方法が試されており、現在では自宅で食べる量をゆっくり増やしていく緩徐法が一般的になっている。

経口免疫療法は完全除去と比較するとアレルギー緩和効果はあるが、危険性を伴うことから今後はより安全性を高める研究が必要である。

 

経口免疫療法のリスクは知っていましたが、推奨されているわけではないんですね~。


以前通っていた小児科アレルギー科でも、今通っている大きな病院でも、

自宅で経口免疫療法をするよう教えられているので、

診療のガイドラインで定められていないと知ってちょっとびっくり。

 

でも、私的には自宅で経口免疫療法を行っていることで、


・食べられる量をある程度は把握できる
・可能な範囲で小麦食品や卵食品を食べさせてあげることができる


といったメリットを感じています。
今後ますます安全性が高まる研究に期待したいですね。

 

わが家でも経口免疫療法(緩徐法)実施中

 経口免疫療法とは、あえてアレルゲン物質を摂取して体を慣らしてこうとする治療方法です。

 

経口免疫療法には大きく緩徐法と急速法の2種類があります。
緩徐法は一度に食べるアレルゲン物質の量を徐々に増やしていく方法です。
対して急速法は食べる量を急激に増やす方法です。
緩徐法は自宅でも行えますが、急速方は入院するなど医療体制の整った環境で行う必要があります。

 

わが家でも病院指導のもと、経口免疫療法(緩徐法)を行っています。

 

 

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食べた量や気になる症状などを記録しています

 

あえてアレルギー物質を食べるのですから、アレルギー症状がでてしまうリスクはあります。
しかし、はじめに病院で経口負荷試験を受けて、食べても問題ない量を診てから自宅での経口免疫療法へとうつりますし、
食べる量は少しずつ増やしていくため、万が一 アレルギー症状が出たとしても重い症状が出る可能性は少ないと医師から説明をうけています。

 

とはいえ、毎回アレルゲン物質を食べさせるときはドキドキしてしまいます~。

 

小麦も卵も食べられる量が増えている息子氏

息子は今4歳で、いちおう自宅でなら、小麦はうどんなら90g、卵は茹で卵白で8gまで食べれています。

 

 

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いつか思い切り好きな物が食べらますように・・・


上記記事でも『乳幼児の食物アレルギーの約8割は学童期までに自然に治る傾向』とあるように、息子も年齢とともに改善に向かっているのかな。

医師からも「順調」と言われていますし、息子も小麦食品や卵が好きなようなので、経口免疫療法は毎回緊張しつつも、今のところ楽しく取り組むことができています。

 

漠然とですが、小学校入学までにはアレルギーが改善していたら嬉しいなと思います。