厚生労働省「母乳にアレルギーを予防する効果ない」
以前、こんな話題を目にしました。
少し前のニュースなのですが、
厚生労働省が、母乳にアレルギー予防効果無しと「授乳・離乳の支援ガイド」へ明記する改定案を大筋でまとめたという内容です。
ちなみに、この「授乳・離乳の支援ガイド」とは、産後ケアに関わる医療従事者が見るものなのだそう。
たしかに、これまで母乳には過度な期待が寄せられている雰囲気ありましたよね。
母乳で育った子は太りにくい体質になるとか、アレルギーにならないだとか、とにかく母乳はすごい！絶対母乳！という、いわゆる母乳神話。
それが今回、「母乳はアレルギー予防に効果なし」と明記されるという、母乳プレッシャーに苦しむ母の気持ちが少し軽くなるような話題です。
そもそも現在ではまだアレルギーになる原因が明確になっていませんものね。
原因が分からないのだから、予防する方法が分からなくても当然といえば当然かぁ。
記事の内容とは異なりますが、
母乳とアレルギーについては、母乳よりもミルクが良いと聞いた記憶もあります。
理由は、母が食べたアレルゲン物質が母乳にでるというもの。
もちろん、これも大げさにうけとってしまうのは危険だとは思いますよね。
母乳に出るアレルゲン物質はごくわずかな量で、赤ちゃんのアレルギー症状に影響を与える可能性もあるが、必ずしも影響が出るとは言いきれないとも聞きます。
いずれにしても母親が母乳プレッシャーから少しでも開放されるのは良いことだと、個人的には思います。
液体ミルクも市販で買えるようになったことですし、各家庭の育児スタイルで楽しく育児ができるようになればいいですよね。
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