食物アレルギーを子ども本人にどう伝えるか(我が家の場合)
自身の子が食物アレルギーだと分かってから、考えたことのひとつが「本人にアレルギーをどう理解させるか」です。
当時息子は0歳で、アレルギーどころか言葉すら分からない頃だったのですが、
今は理解できないとしても、ゆくゆくは自分にアレルギーがあることを理解してもらう必要があると思ったのです。
アレルギーっ子がいる家庭ではみんなどうしているんだろう。
わが家の場合、をブログに綴ってみました。
本人にアレルギーを伝えるべきか悩んだことも・・・
0歳でアレルギーが発覚した息子、
この頃はまだ親から与えられるものを素直に食べてくれていたので、
特にアレルギーについて本人に伝える必要性は感じませんでした。
しかし、自己主張をしたり言葉でコミュニケーションがとれるようになったりしてくると、
これが食べたい~、あれが食べてみたい~と、言われることも増えてきます。
最初はアレルギーをどう本人に伝えるか少し悩みました。
「あなたはアレルギーだから(他の人と違うから)」とハッキリ伝えるのは酷かなとか
、伝えたところで理解できないよな~とか。
でも、小さいうちは親が食事をコントロールすることも可能ですが、
成長して一人で出かけるようになったり、学校給食を食べるようになったりする頃には息子自身でコントロールしなくてはいけません。
また、普段から誤食を防ぐためにも、やはり自分の体質について本人に知ってもらい、自分が食べられるものとそうじゃないものについても理解しておいてもらわなくてはいけないと思いました。
子供に理解できる言葉で「食べられない理由」を伝えてみる
アレルギーについて伝えるといっても、特別に何かを教えたりしているわけではないんです💦
普段の生活で少しずつ伝えるようにしています。
例えば、家にある小麦や卵食品を食べたがったときなどです。
また、絵本やテレビを見ているときに息子が「クッキーが食べてみたい」と言ったタイミングや、スーパーで買い物をしていて「これが欲しい」と言ったタイミング、
大人が食べている小麦や卵食品を見て食べたがったときなどです。
「ごめんね、息子くんは食べられないものなんだ。」
「そっか、おいしそうだよね、でも息子くんはまだ食べられない物なんだ。」
と、『食べられない』ことを伝えています。
また、「ブツブツが出ちゃう」「痛くなっちゃう」「苦しくなるかもしれない」と、本人が理解できる言葉で、『体調が悪くなるから食べられない』と理由も伝えるようにしています。
ただ単に ” 食べさせない ” のではなく、
” 食べてはいけないもの ” だと本人に自覚させることが大事だと考えて伝えるようにしています。
息子本人も「食べられるもの・食べられないもの」を理解してきた様子
そうやって日々の生活の中でタイミングがあるごとに、食べられるか否かや、その理由を何度も繰り返し伝えてきた我が家。
そのおかげかは分かりませんが、息子は ” 食べられるものかどうか ” を自分で考えてくれるようになってきました。
例えば、スーパーなどで気になる食べ物を見つけたら「ぼくこれ食べられる?」と聞いてくれます。
もともと息子の慎重派な性格もあるのでしょうが、知らない食べ物を勝手に口にするようなことはほぼありません。
一方の私は、息子に「食べられる?」と聞かれたら、
「どうかな?ちょっと見てみるね!」と言って、あえて製品表示をふむふむと読む真似をしてみたり、「調べてみるね!」とスマホで調べたりする様子を見せています。
決して意地悪や気まぐれで食べ物をあげないのではなく、食べられるものを選ぶ必要があることや、それはママやパパが決められるものではないことを知ってほしいなと思って、ちょっと大げさにパフォーマンスしています(苦笑💦)
将来的に自分でコントロールできるように
息子は現在4歳で、言葉でのコミュニケーションもだいぶ取れるようになってきました。
理解できる言葉も増え「アレルギー」という言葉も使うようになっています。
保育園でみんなが食べているものを食べられない、
テレビや絵本で見るお菓子も食べられない、
息子本人、たくさん我慢をしたり悲しい気持ちになったりしていることだと思います。
親としては本当に心苦しいです。
だからこそ、息子には自分の体質について理解してもらいたいと思っています。
と、つらつら書いていたら予定よりも長くなってしまいました💦
今回はこのへんで~
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